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風俗業界のドーナッツ化現象 -男のタイムサービスの風俗学

バブル経済の当時、都内の土地価格が異常に高騰し、新しく家を購入する人や、会社を作る人等が都内に住居やオフィスを購入するのが非常に厳しくなり、都下や他県に移る事が多くなり、それにより都心で働く人の多くが近郊に住むようになったのがドーナッツ化現象です。

それこそ、最近の都心ではガソリンスタンドやゴルフ練習場などは本当に少なくなり、逆に近郊の方がいろんな施設が充実し暮らしやすいと言うような状況にもなってきました。

風俗業界でもここ数年同じような事が起こりつつあります。

最近の風俗業界の中心的な業種はデリヘル・ホテヘルでありますが、昔はこうした店舗が出来てくるのは、新宿・池袋・渋谷といった繁華街が中心で、それ以外の場所では数えるほどしか無かったという感じでしたが、ここ数年の傾向を見てみると、船橋・松戸・大宮・立川・横浜...と都心の周辺地区に出来る傾向があります。

確かにそういう地区の人口は増えており、特に自宅に出張する場合は、都心に住んでいる人自体が少ないので、そうした周辺地区の方が遥かに効率が良いのかも知れません。

また、もうひとつの理由としては、人妻店や熟女店が増えた事もあるでしょう。
そうした女性が住んでいる場所は都内近郊が多いため仕事に行きやすいという事です。

風俗というのは、その時代時代の象徴的な傾向を敏感に感じ取り、どんどん変化しています。正確な数字等は発表されてませんので分かりませんが、この10年くらいで風俗業界で仕事をする人間は、男性も女性も合せて数倍以上になっていると思われますし、また近年では日本の生活に切っても切り離せない存在になっている事は間違いありません。