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2021年04月

<風俗業界に対する持続化給付金>

これまで新型コロナウイルスの影響で、売り上げが落ち込んだ事業者に支給する「持続化給付金」「家賃支援給付金」について、国は風俗事業者を対象から除外して来ました。今日のニュースで次の緊急事態宣言の休業要請の対象に飲食業界、風俗業界と出てましたが、今回は風俗業界にも補助金を出すつもりなんでしょうか?また、政府や自治体はどこからが風俗でどこからは風俗じゃないとの線引きが出来るのでしょうか?

実際風俗の登録をしていないエステ店でも中にはかなり風俗に近いサービスを行っている店もあり、例えば最近増えているリフレ店とかでも、真面目なお店はちゃんと風俗の許可を取って営業していたりしますが、真面目なお店は休業要請の対象になり、許可を取ってないリフレ店は対象にならないと言う矛盾した状態になる可能性が大です。

そもそも、風俗は感染リスクの高い業界であるにも関わらず、これまでは臭い物に蓋状態であまり真剣にどう対処すべきか検討されてこなかったと思います。本来であれば真っ先に業界で働く人全員にPCR検査をしたり、定期的な無料検査を実施して感染状況や感染率をはっきりさせるべきだったのではないでしょうか?

風俗店もこの1年ちょっとでかなりの店舗が潰れたりしています。風俗の中にはここでかなり稼いで羽振りのいい生活をしている女性もたまにいますが、多くは何らかの事情を抱え生活が厳しいためにここで働いている人達です。それこそ一般の仕事で厳しいと言っている人以上に厳しい人達がたくさんいます。そうした女性を救うのは国の大切な仕事であり、そのためにはその女性が働く店を守って上げないとですし、臭い物に蓋と言ういい加減な対応でいいのでしょうか?

次の緊急事態宣言の休業要請に風俗店は含まれるのか?またその時の補助金等はどうなるのか?皆さんも興味深く見て頂きたいと思います。