2ntブログ

<雪が降ると自己中の連鎖>

この冬初めての雪が降り10センチ程度積もりました。
東京は滅多に雪が降らないため、雪が降った時の常識を知らない人がたくさんいます。
ニュースでも雪で滑って転んで怪我した人の事や、事故や交通麻痺の様子をやたらに取り上げるので、みんなビビりになってしまいます。
今回も交通量の多い道路はほとんど雪はなく、細い道に入った所に多少ある程度なのに、チェーンをつけている車を何台も見ました。しかもチェーンをつけ慣れてないせいか、ゆるゆるにつけているためにボディに当たってガラガラいいながら走っていたり、そんな状況なので15キロくらいしか出せずに渋滞を引き起こし他の車に迷惑をかけていたり、雪の多い地域の人から見たら笑われるような事がそこらじゅうで起きてしまいます。
自分の家の前を雪かきするのはいいのですが、すでに夕方になっているにも関わらずその雪を車道に撒いてる人を何人も見かけました。
夕方以降に雪を車道に撒くと、その雪が残ってしまった場合凍結してしまい、夜中や朝方にそこを通った車がスリップして危険なので、雪を車道に撒くのは日中にやらないといけないのは雪が良く降る地方では常識ですが、あたかもいい事でもしているかの顔をしながら雪掻きをしてる人がたくさんいました。万が一それが原因で死亡事故でも起きてしまったら、その人が殺人罪とかに問われる事はないでしょうが、一生後悔する事になるでしょう。
私は以前から自己中の人が嫌いと書いてきましたが、雪が降るとそれこそ自己中だらけになりますね。寒いから外に出るのは面倒だからウーバーイーツのような宅配を頼む。オーダーが入った宅配の人は雪で自転車は危険なのにも関わらずお金を稼ぐためにオーダーを受けて自転車で配送する。しかし歩道や自転車専用道路は雪でガタガタしたり凍っていたりで危ないので車道を走る。自己中の連鎖です。
今回は大した事ではない雪だったので今日辺りには雪の影響もなくなるとは思いますが、これがもっと酷い雪だと道路に車のタイヤの跡の轍が出来ます。この轍は深くなって凍結したりすると歩きづらくなったり、それこそ車高の低い車はフロントスポイラーがぶつかって壊してしまったりするので、本当は轍が凍る前に壊しながら走る事が大切なんですが、怖いからとほとんどの車は轍に沿って走行します。特にトラックや4WDの車のように車高が高い車は率先して轍を崩しながら走って上げるのが早く雪が溶けたり歩きやすくなったり他の車が走りやすくなるのにはとても大切なんですが、そんな事をやっている車を見た事がありません。
マスコミの皆様、面白おかしいニュースを作るのではなく、まずはこうした雪の常識を伝える事が大切なんではないですか?それもある意味視聴率を稼げればなんでもいいと言うマスコミの自己中なんですよね。